タクシードライバーになって最初の難関は、配属エリアの地理の勉強です。
目的地はひとつでも、ルートが複数存在する為、その日の道路の状況や天候によって走行するルートが変わってきます。
東京エリアですとカーナビが使えるものの、神奈川エリアではカーナビが役に立たない場合が多くドライバーは日々困っています。
新人ドライバーは毎日が不安になります。なんせ勉強しても勉強しても目的地への行き方はお客様次第であり、お客様によっても目的地の言い方まで違うわけですから怖いですよね。
そんな新人ドライバーはどうやって道を覚えていくのでしょうか?幾つかの勉強法を紹介します。
タクシー運転手の道の覚え方はこんな感じ!
・地図で勉強する
・配属先の資料を覚える
・お客様に直接教えてもらう
大きく分けて3つです。会社から配られる資料は簡単なものであるため、土地勘のない新人には役に立ちません。地名を覚えても、どっちに走れば辿り着けるのか解りませんからね。それでは困ってしまいます。
タクシーセンターで教材として使用されている地図などで、道を勉強することも出来ますが実際にお客様に言われる目的地が地図上に乗っている事はありませんから役に立ちません。大きな道路名を覚える事や施設を知る事くらいしかできません。
ではどうやって勉強していく事が一番いいのでしょうか?
これはドライバーにもよりますが、実際にお客様に教えて頂くことが良いと思います。お客様の殆どは道を教えてくれます。
素直に経路が解らない事をお伝えし、そこでお客様が乗車を断わる事は殆どありません。急ぎのお客様は別でしょうが、大体のお客様は教えてくれます。
ひとつの地域で半径30キロ程は覚えるわけですから、新人期間中は道を覚えても覚えても次から次へ知らない場所や地名が毎日出てきます。
私達プロドライバーとは何を持ってプロなのか?
定義は難しいと思いますが、私はお客様を安全に目的地へ届ける事。
これでは無いかと思っています。どんなに優れたドライバーも市内全ての道に詳しいわけでは無いと思います。県内すべて把握している人はいないでしょう。
私達が生きている限り道路は変わり続けていくわけですから、お客様が道を知っている場合ナビに頼るよりも何よりも、お客様を教科書として勉強させて頂くことが大事ではないでしょうか?そして有効な勉強法だと思います。
中には機嫌を損ねてしまう事もあるでしょうが、それこそドライバーの接客技術が問われる所ですから、接客に運転技術と忙しくなりますが地理の勉強は大事ですから乗り越えつつ成長を目指していきます。
たかが運転と思われるお仕事ですが、タクシードライバーの一年は、普通の人の運転距離一生分走ると言われています。50年普通に運転しているとして事故を起こさない自信がある人がどれだけいるでしょうか?
タクシードライバーは一年で一生分の走行距離を走るんです。一生事故を起こさない気持ちでは、一年で終わってしまうのがタクシー業界です。
まとめ
道を勉強しながら毎日安全運転をしなければいけませんから、タクシードライバーを目指していない方も知っておいた方が良い知識かも知れませんね。
道も知識もお互いが譲り合う事で、快適な時間と安全が買えるわけです。日本で一番高い乗り物ですから、お客様側もドライバーの味方でいてくれると助かりますよね。
道は一生勉強です。知らない道も行き方もあるんですよ。
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