タクシー業界へ興味がある、又は転職を考えている。
そんな方は業界の辛い部分が知りたいと思います。そこで今回はタクシードライバーになった時に、つらいとおもうことを簡単に纏めてみました。
健康診断が定期的にある
大手や準大手と言われる法人は、半年に一度健康診断があると思います。特に糖尿病に関連する数値は厳しく、お酒による数値異常は禁酒してでも改善をしなければいけませんし、場合によっては医師と相談して治療をしていきます。
基準値を超えたら本社から何度も連絡が来ますから、避けては通れない道になっています。健康診断は意外に多くのドライバーを苦しめます。ライティングしている私も禁酒生活を送っています。
お客様が怖い
ドライバーには基本的に乗車拒否の選択権利はありません。その為苦手なお客様や、怖い感じのお客様も乗車されますから、気弱なドライバーは地獄です。
こればかりは運としか言いようがありませんが、全身タトゥのお客様や強面のお客様などがガッツリ乗車される日も来る事でしょう。
一番不安なお客様は酔い客です。
おもらしや嘔吐はいつでも隣り合わせです。
営業が出来なくなることもあります。
運送約款と言うものがありますから、本当は断われるのですが実際はそうもいきません。
そして若い女性客は質が悪いです。
常識が通じない方が多いですから、覚悟はしておいた方が良いです。
「何丁目のコンビニ」
「マンション名」
「どこそこ方向へ2000円分」
この様な感じで告げられたりします。
カーナビを使うにも返事は返ってきません。
住所をせめて教えてくれたらありがたいのですが、感覚の違いに苦しめられたりします。
シートベルトをしてくれない
シートベルトはお客様もしなければいけません。
これは法令で決められています。
しかしタクシーは例外だと思っているのか、しないお客様は非常に多いです。
会社によってはシートベルトの着用をお声がけさせて頂く事もあると思いますが、それを理由に不機嫌になるお客様も多いことが事実です。
道も詳しくないドライバーであれば尚更お声がけは難しいですよね。
これはつらいです。
腰痛になる
腰を痛める職業の代表格にドライバーがあります。
これはタクシーも例外ではありません。
腰痛は大半のドライバーがなってしまいます。
コルセットをしてお仕事する姿は痛々しいです。
むずかしい問題ですが覚悟しておきましょう。
売上がわるい
これも運に左右される部分もありますが、売り上げが悪ければ給料も悪いわけですから悩みどころです。
あしきりと言われる、売り上げ目標額・最低ノルマが超えられない日が続くと気持ちが滅入ってしまいます。
特に9月や2月は厳しいと言われていますが、全国的ではありませんから努力と工夫が大事です。
事故
事故はかすっても、こすってもアウトです。
どんな小さな事故も報告しなければいけません。
その為出庫前点検と言う作業をしなければいけないのですが、自分でつけた傷なのか? 元々あった傷なのか解らない事があります。
その際も常に報告の義務がありますから、気付いたら即報告です。
これがなかなか気づけないもので、私もデビュー初日にこすってしまったかもしれない事故を報告しました。
上司からは静かに心配されました。
まとめ
タクシードライバーも気楽な職業と言われていますが、全ては自己責任ですから日頃から真面目にやっている方はつらい事も多いです。
こんな業界ですが転職をする際には覚悟しましょう。
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