運送事業とアルコールと言えば、大型トラックの高速道路事故や航空関連の大型事故等が有名です。
タクシー業界とアルコール事情を甘く見る方もいるかもしれませんが。
実際のところどうなのでしょうか?
タクシー業界とアルコール
タクシードライバーが飲酒して仕事はあり得ません。
当然懲戒免職です。
出勤時にアルコール検査も義務付けられていますから、酒気帯びや飲酒状態でタクシードライバーが営業に出ることはありません。
ドライバーも当然、最上位クラスで気を付ける問題ですからまず有り得ないのが飲酒運転です。
アルコールチェックは厳しい?
出勤時にアルコール検査もあります。
タクシードライバーでアルコールチェックに引っ掛かると言うのは、解雇の可能性を考えなければいけませんから、余程の事情がない限り、アルコールが体内から抜けていないと判断するドライバーは仮病を使ってでも当日欠勤します。
ですが酒気帯びや飲酒の自覚のないままアルコールチェックしてしまうドライバーも少ないですが存在します。
このアルコールチェックはすごく厳しいです。
事情によりますが、一度引っ掛かれば解雇だと思った方が常識的です。アルコールチェックの機械は警察が使用する機材と変わらない精度だと考えて問題ありません。
なぜアルコールに厳しいのか
疑問に感じる方は少ないでしょうが、大きな事故の原因に必ず繋がるのがアルコールです。
理由のなんであれ、厳しい処罰が待っていると意識しておきましょう。
その為に飲酒量と時間に関係した知識を勉強しておくことも大事です。
アルコール度数の強いお酒は、体に残りやすいのか?体調によってアルコール分解時間が変わるのか?
知識はある程度備えておかないと、甘い判断ですぐに解雇になります。
じゅうぶんな時間をあけたのに酒気帯びや飲酒状態
この記事を担当する私も過去に一度、酒気帯び状態で出勤したことがあります。
朝6時出庫のため、前日20時にお酒をのみおわり就寝。翌日、アルコールチェックで酒気帯びの数値が出てしまった。
このような経験をしています。
毎回毎日いつも通りと考えるとそうではありません。体調によってはアルコールが体内に残ってしまうこともあるようです。
最低でも12時間はあけたほうが良いのかもしれません。
アルコールチェックで酒気帯びや飲酒状態になるとどうなる?
会社によりますが、その日はまず間違いなく自己都合による休職。
次回にアルコールチェックで酒気帯びや飲酒状態に引っ掛かるようなことがあれば、解雇処分が妥当かと思います。
お酒に強い方もそうではない方も、恥ずかしい会社の辞め方にはならないように絶対の注意が必要です。
例外
実はアルコールチェックの機械は誤差動があります。
特定の食べ物等に反応してしまうのですが、ここで公開はしません。
どのみちアルコールチェックで誤差動してもアルコール数値を検査するチェックでわかりますから、知っていてもタクシードライバーとして役に立ちません。
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