タクシー業界に就職すると運転適性検査と言うものをします。性格や判断力を分析し、自分の運転に注意すべき点や長所などを判断する指標になるものです。
資格や試験とは違って難しいものではありませんが、しっかりとした性格分析や事故を起こさない為のマインドを身に着ける為になくてはならないものです。
私の場合性格はおおらかで攻撃性の無い運転が出来るという評価の反面、考え事や悩み事があると見落としがちな事が増えると診断されています。
確かにお客様に路上で手を上げられた際、標識を見落としてしまい右折禁止部分を右折してしまいそうになったり、自転車の進路予測を交差点内でしている際に予想と違った進行をされて慌てた事もあります。
この適性検査をしっかりと心の中に置いておくことで、防げたミスは沢山あると思います。普段の運転とは違い、道路上のお客様を発見すること、乗車中のお客様を安全に送り届けることは、慣れた道ばかりを通るわけではありませんから、適性検査の結果をしっかりと参考にすることは大事です。
では適性検査とはどのようなものをしていくのでしょうか?
適性検査とは
運転に関する性格や、動作など個人の特徴を長所と短所に分けて分析されるテストです。
検査内容は反応を見るためのゲームや、カウンセリングに似たテストを受けます。1時間ほどで終了し、検査後にはカウンセラーから講義を受けて終了になります。
ドライバーの技術面ではなく、内なる部分メンタルに関しての教育の一つが適性検査と考えるとスムーズです。
どんなことをするのか
基本的に室内で行われます。ブースごとに区切られたスペースにパソコンと車の運転席に似た機械が設置されていて、ガイダンスに沿って簡単なゲームを繰り返します。
ハンドルを動かす検査や、信号に合わせてブレーキを踏む検査などがあり、危険予測のタイミングを計るものもあります。
運転に関係するテストも数十問あり、当たらずとも遠からずな判断内容がしっかりと出てきますから、リラックスして楽しめるものになっています。
講義はどのような内容か
心理カウンセラーが一時間ほど事故や運転に関して意見交換を交えながら講義をしていきます。
最近起きた大きな交通事故を始め、ドライバーの仕事に付きまとう事件なども説明してくれます。運転技術ではなく気持ちの部分で意識をこうしていきましょうと講義してくれるものです。
まとめ
適性検査はふざけずに、しっかりと受講しておきましょう。
一種免許で運転してきた経験はゼロになると思った方が良いですから、新たな気持ちでやり直すくらいに考えた方が良いと思います。
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