2020年までにこの業界は終わると言われているのがパチンコ業界ですね。
パチンコもパチスロも規制に次ぐ規制で、お客様はお金を捨てる行為を繰り返し、業界の健全化はされないまま、毎年多くのパチンコ店が閉店倒産していきます。
そこでパチンコ業界からの転職を本気で検討している方も多いのではないでしょうか?でも冷静に考えてみて下さい。
パチンコ業界経験者と言うだけで履歴書は見向きもされなかったりしませんか?
せっかく大学卒業しても、高卒で社員から管理職になれても、転職で見られる経歴にはパチンコ業界がネックになる会社もまだまだ多いと思います。業界に偏見なくお付き合いしてくれるには、まだ時間が掛かることもあるでしょう。
ではタクシー業界はどうなのでしょうか?元パチンコ業界の人材を採用してくれるでしょうか?
タクシー業界は、元パチ屋の人材も雇ってくれるのか?
答えは簡単です、タクシー会社のホームページを参考にすると転職者の経験談が幾つも出てきます。その中で元パチンコ業界ですと紹介されている人は少ないですね。
タクシー業界は信用が第一です。
パチンコ業界出身の方には少し厳しい目があるのかも知れません。もちろん元パチンコ業界のドライバーさんもいますから、採用されないわけではないと考えましょう。
では何故、パチンコ業界からタクシー業界へ転職するのか?
ココが肝心です。採用が決まればそこから沢山のお金が掛かります。
② 入社祝い金30万円前後
③ 研修費用・制服支給費
この様な感じで採用が決まった時点で50万円程は会社が負担・貸付をしてくれます。タクシードライバーは正社員雇用で安定収入を確保できるお仕事ではありません。
採用されたあなたが個人事業として売り上げを達成できるように助けてくれるだけです。
入社祝い金と言えば聞こえは良いけれど、実際は二年間努めなければ返済する契約書を交わす会社が殆どです。
二種免許取得費用もそうです。採用されたらまずは二年間、無事故・無違反を目指す事が責任です。お客様からはもっと急げと言われるかもしれませんし、Uターン禁止場所でターンしろと言われるかもしれません。
状況を見極めながらお客様を対応することは慣れるまで大変です。2年で244乗務ほどはするでしょう。対応するお客様によっては厳しい状況が来るかもしれません。
タクシーなんて誰でも出来ると思われがちですが間違いです。誰でもチャンスを与えられるだけです。実際は何年も売り上げ続けて運転できるプロのドライバーは少ないです。
パチンコ店で数字を追いかけて、増えもしない稼働を上げる努力をしているふりを続けて本社から怒られている方が楽なんですよ?お客様の箱代えて、休憩時間は女子スタッフとイチャイチャしている方が、よっぽど楽です。
パチンコ業界が衰退していく理由の殆どは、パチンコ業界全体の我儘を押し通したからです。
お客様が望む声をもっと具現化できた法人があったでしょうか?業界の存在の仕方を考えなければいけない時期は何度かあったはずですが、大手企業を始めどこの法人も革命を起こしたとまでは言えませんよね。
広告イベント規制が業界を終わらせたとか、5号機始まったとか牙狼の出玉でお客様が増えたとか、短期的な出来事での判断を繰り返す思考ではこの先どこの業界でもやってはいけません。
なぜ転職にタクシー業界なのか?
パチンコ店の様なチーム作業はありません。計数管理も無ければ、入替作業も無いんです。共通している事と言えば職場はカメラで監視されているくらいですかね。タクシーにも室内カメラがあります。
タクシー業界の平均年齢は54歳だそうです。最年少は21歳、最年長は75歳と聞いています。
40代からパチンコ業界を辞めてタクシー業界へ転職だって出来るんですよ。現在の収入と変わらないくらい稼げる事も可能ですし、パチンコ業界の様な拘束時間はタクシー業界には一切ありません。比べてしまえば時間の自由が10倍はあると思います。
毎日誰も座りもしない機種の釘を叩いて、天井の近い台だけ設定打ち直して、それでも利益達成は毎月厳しいでしょう。残業代金をしっかりと払ってくれる会社もあるでしょうが、その会社が無くなったらどうします?またほかのパチンコ法人へ渡り歩くだけですか?業界が無くなると言われているほど、お客様も減りましたよね。
パチンコ業界で取得する資格に意味はありません。タクシー業界で取得する資格はタクシー業界が無くなっても意味はあります。
まとめ
ここまでお話したら、転職したいのかどうか自分の問題にまで落とし込めると思います。
このお話は、過去の自分へ向けたものです。私もパチンコ業界経験者でした。40代では在りませんけどね。
最初の一歩をこのページがきっかけになってくれたら嬉しいです。
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