当日は遠足気分だったのを覚えています。
ですが駅弁などを買う余裕はなく、到着後にすぐ講習が始まると知らされていたので緊張の中、合宿地へ到着しました。合宿は楽しいイメージが多いと思います。一種免許取得を合宿で取られた方はなおさらです。
二種免許は違います。
それはもうプチ刑務所です。
私は合宿期間中に懲役と言う言葉を使っていました。その流れは初日から、お話を聞いてください。
合宿場所は何もない田舎町だった
到着して間もなく気付けることと言えば何も無いことだけ。横浜や東京出身者からしたら1つのカルチャーショックであることは言うまでもない。この異空間は見たらすぐに不憫であると理解出来る場所だと思いました。
近くのコンビニへは徒歩15分、周りに息抜きできる施設はひとつもない。
ここから教習が始まる。
最短一週間とは言えど、それでも一週間何もない街で都会の人間がストレスなく過ごせるかというと期待値はぐっと下がることは覚悟しておいた方が良い。
何もない。
この一言がこれほど似合う町は体験した事が無かった。それがまず感じた事でした。前情報で何も無いことを知っていたら、もう少し準備できる事もあったかと思う。
ココは強烈に記憶して欲しいところですね。合宿免許取得場所には何も無いことが多いはずだから……
到着は昼前
午前5時夜明け前に起きて東京駅に着いたのは、6時過ぎだったと思いますが、乗車予定の時間まで東京駅をぶらぶらした事はいい思い出です。時間が来たら新幹線に乗り、普通に暮らしていたら、一生辿り着かないはずの目的地へ辿り着いたのがお昼前でした。
タクシー業界へ興味を持ったからこその到着駅だったわけです。その周辺に何もない景色が期待感と不安を煽りまくった事を覚えています。
到着してすぐに講習が始まる
教習所へ到着してすぐに視力検査と書類申請を済ませます。この時に問題が無い場合、すぐに講習が始まるのですが、視力検査と深視力検査で引っかかる人が大体いますから、合宿前に視力検査は済ませておいた方が良さそうです。
二種免許取得を目指すグループは当然平均年齢も高く、社交性が高い人が数名います。この時に出来るだけ挨拶しておけると孤独感や不安は少なくなりますね。
初日からスケジュールは過密状態
意外に驚いたのが、到着後すぐに講義が始まる事です。
到着したら荷物の整理などを済ませ午後からまったりと授業がされるものだと思ってしまいがちですが、殆どの教習所は到着後すぐに講義が始まります。食事を済ませたらすぐに午後のカリキュラム突入といった感じです。
環境になれる暇も無く有無も言わさないスケジュールの進行には焦ると思います。当然車の運転もその日の内にします。昔を懐かしむのもここまでで、二日目からは厳しい運転技術とマナーなどを刷り込まれていくようになります。
・宿泊施設には門限がある
・飲酒の禁止
・喫煙所のみ喫煙可能
・食事は夕方までに終わっている
・次の日の勉強も宿題として押し付けられる
・朝教習所へ行く時間よりも前に勉強しないと追いつかない
・朝食は刑務所の様なものが出される
これは全てがどっきりかと思う位衝撃的でしたが事実です。
まず初日はここを乗り切らないといけない事が言うまでもない壁ですね。
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