タクシー業界には、転職祝い金とか入社祝い金と言う名目の生活支援金が貸し付けられます。
どこの法人も2年縛りで無効という契約の貸付金制度で、2年縛りと言うものが多いことで有名です。
言い方が違えど貸付金、即ち借金なのですが大半の社員は貸付金を利用しています。返済するケースの人は稀です。
入社祝い金=借金であることは知っておいた方が良いです。返済するケースは以下の通りです。
2年縛りを達成できない
入社して2年経つ前に自主退職される方は入社祝い金を返済しなければいけません。
厳密にいうと返済の義務が生じない契約書が殆どですから踏み倒せることもあります。そのケースは弁護士に相談するとして、普通に働いていて2年以内で退職される方はあまりいませんから気にする必要は無いかも知れません。
2年以内に大きな事故を起こしてしまう
大きな事故を起こしてしまった場合、辞める意思がなくとも契約解除されるケースや、車を貸し出してもらえないパターンも存在します。
この時に縛りが達成できずに返済しなければいけない条件になる方も少なからずいますから大きな事故は特に注意が必要です。
業界では重大事故などと呼ばれています。過失の大きな事故や人身事故はアウトだと思いましょう。
結局入社祝い金とは何なのか
入社祝い金とは聞こえは良いですが貸付金であり、借金ですから多くの人にそれと気づかせないまま、最低2年は働かせてやるというのが会社の狙いどころです。
1年で辞めようと思うかたもいるかも知れませんし、何が起きるか解らない道路事情ですから不安な方は借りない方が身のためですね。
私は借りましたね。
慎重に運転していれば事故を起こす事もないだろうと安易に考えていましたが、新人研修終了後初日に車をこすりました。
これだからポジティブメンタルはダメなんですよね。何かあったらどうしようと考えられる気持ちと解決案を持って入社祝い金を借りたい所です。
そうです入社を祝われるのは2年後なんですよね。
2年後までに無事故無違反でやっていけそうですか?そこが借りるための分岐点ですね。
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