タクシードライバーが嫌いであろう発言をバンバン発信している堀江貴文さん。
Twitter上からも賛否両論あがっています。
タクシードライバーここがダメ
タクシーは「劣化が激しい」サービス改善案をホリエモンが提唱 https://t.co/ed0REZCFAc
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) July 30, 2018
ざっくり言うと堀江貴文さんの発言はこんな感じです。
・免許制度でドライバーになれるからドライバーの質が悪い
・露骨な乗車拒否をされた
・目的地より遠い場所で降ろされた
・経路確認されるのがウザい、保険的な確認がそもそもいらない
・目的地なんてGoogleナビで良い
これは確かに堀江さんの意見が共感されると思います。
ドライバーからすると言い返したくもなってしまいますね。これは業界を改善出来るようなポイントになるでしょうか?
「プロなんだから安くて早い道を選択することが当たり前」
Twitter上からも、この様な意見が目立ちます。
タクシードライバーのプロとは?これはいったい何を考えるべきでしょうか?
免許制度でドライバーになれるからドライバーの質が悪い
まずはこちらに注目です。タクシードライバーになるには、二種免許取得と地理試験の合格が条件になってきます。
その他にも条件はありますが、ざっくりとお話しすると、2つの条件をクリア出来てしまえばタクシードライバーとして営業が出来るようになるわけです。
そこで、この免許制度のせいで質の悪いドライバーが多いのであると警鐘されています。
確かにこの免許制度だけでは接客面を磨かれることはありませんし、地理試験に合格したとしても、目的地の最短経路が解らないことが多いのです。
ではドライバーの質が良くなるとは、どのような面が挙げられるでしょうか。
当然安全運転の技術もそうですし、経路不案内も残念ですね。お客様に対しての言葉使いや態度が残念な方もいるかもしれませんから、ドライバーの私達は終わらない勉強を日々していく他にありません。
ドライバーの質が悪い事、これは完全に業界の課題であると言い切れます。
露骨な乗車拒否
堀江さんの受けた乗車拒否はこんな感じです。
俺が手を挙げた瞬間に回送にしやがったクソタクシー笑 pic.twitter.com/xhPO9HjORl
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) July 19, 2018
これは流石にアウトですね。
この問題にドライバーを擁護する意見も出ています。
・トイレに行きたくなってしまった
・同時に無線が入った
・帰庫時間に気が付いた
・単価の安いお客様と判断して回送にした
・「タクシーキラーのホリエモンだ!」と乗せたくなかった!
この擁護する意見も堀江さんはTwitter上で呟いています。
【乗車拒否は違法なんだよ】
これも当然の意見ですが、トイレだけは理解してほしい所です。私も実は回送走行中に手が挙がり対応した経験があります。
「トイレいってからでも良いですか?」
焦り気味に第一声したのを覚えています。
「戻ってくる間に他のタクシーが来たら乗車してくれて構いません。」
このようなやり取りのあと、近くのコンビニへトイレを借りに行きました。
お待ちいただいてるかもしれないお客様へ、コーヒーとジュースどっちが良いか考えながら買って戻ったのを覚えています。
お客様の目の前で空車から回送表示に切り替えたことは、流石にしたこともないし出来ませんね。
タクシーキラーホリエモンは凄まじい攻撃でドライバーを追い込みます。しかしながらドライバーからすると、打つ手なしと言った苦言です。素直に謝るしかありませんね。
目的地より遠い場所で降ろされた
堀江さんはTwitter上で呟いています。
【目的地より遠い場所で降ろされて30分も歩いた】
徒歩30分とは大分距離がありますよね。これはタクシーキラーではなくとも、大変腹立たしいですし、苦情は申し分ありませんね。
ですが、この距離大分ありますよね?
「お待たせしましたー。こちらでよろしいでしょうか?」
こんな声掛けがあると思うのですが、どうだったのでしょうか。Google先生もコナン君も真実へは辿り着けない迷宮ですね。
私たちドライバーが出来る対応としては、Google等で到着場所周辺を確認出来るかもしれません。
余談ですが、私は一字違いのホテルへ到着しお客様を降ろした経験があります。
お客様も私も勘違いに気付かず、日報を記入している間に同じお客様が乗車されたミラクルを体験しました。
お客様は自分で確認した事だからと苦情もなく、本来の目的地まで穏やかに御利用されました。あの時は目が点になりましたね。
目的地より遠い場所で降ろされたどころの騒ぎではありませんね。
経路確認されるのがウザい、保険的な確認がそもそもいらない
これはなかなか難しい問題です。タクシードライバーには経路確認が義務付けされています。
しかしながらこの確認が邪魔に感じるお客様もいるわけですね。お客様ファーストで対応すべきなのでしょうが、これはお客様の方から意思を伝えていただかないと疎かには出来ません。
堀江さんはTwitter上で経路確認がウザいと言ってますし、確認する必要がないと解ってきますが、一般の方全ての意思を汲み取ることは難しいです。
ですから、ドライバーへの配慮も欲しいですよね。
経路を間違えたときの保険的な確認がウザいと言っていますし、確かにその通りかもしれませんが、経路は複数ありますから考えてしまいます。
目的地なんてGoogleナビで良い
タクシーが目的地に行くためのルートをいちいち聞くのと似てるよな。ウザさが。グーグルマップのルート案内の通りに行ってくれればいいよ。
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) July 17, 2018
この発言が堀江さんの経路を指していることは間違いありません。確かにドライバーからしてもGoogleナビを参考にすることは多いです。会社の車につけられている、何年落ちのカーナビなんて信用できません。
ですが、Googleナビも目的地までしっかり作動するかと言うとそうではないんです。途中でフリーズすることもありますし、ラグがあって道を間違えることも出てきます。
それでも構わないお客様もいらっしゃいますし、質の悪いドライバーを向上させるには1つのアイディアでもあります。
全車両がGoogleナビ対応のカーナビになってくれることを、お客様が希望されている事実が業界に届くことを期待しています。
勿論私も会社へお客様の声として届け出をしましたが、お前が道を覚えていれば良いだけだと言われ一蹴されました。あのドライな発言は忘れません。
このようにお客様の声を会社へ報告しても報われない事は多いのです。
早く確実に到着したい場合に、私のようなダメドライバーが来てしまったら、優しく車を降りていただくか、楽しみながらGoogleナビで道案内していただけると助かります。
最後に運送約款
タクシーにはドライバーとお客様との契約書が存在しません。いちいち面倒ですよね?
簡単に言うと面倒だから最低限のルールをお互い守ろうね?このような基準で運送約款というものがあります。その中のひとつに書かれているのがこちらです。
【お互いが協力して目的地に辿り着こうぜ!】
これなんです。ですから道案内なんて面倒だと感じるお客様は、面倒なタクシーには乗らなくて良いんです。乗車拒否はお客様が自由にできますから。
そして仕方なく利用してしまっても、お客様が解る場合には道を教えてあげるのが運送約款にありますから、相手を傷付ける様な不満を言うよりも運送約款を少し調べてタクシーを利用した方が、お客様もドライバーもストレスは減ると思います。
堀江さんに乗車いただいたときは、どこまで怒られるのでしょうか……
チキンドライバーの私はタクシーキラーに潰されてしまいそうです。
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