芸能人がタクシー嫌いな理由とタクドラが謝りたいこと

タクシートラブル
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テレビ番組などでは芸能人がタクシーの悪評をあげることが多いですよね。
有村架純さんを始め、有名な方がタクシー嫌いな発言をしています。
しかしタクシードライバーは本当に噂されるほど酷い対応しか出来ない人達しかいないのでしょうか?
現役ドライバーから見た、芸能人が受けたとされる嫌な対応を答えていこうと思います。
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有村架純さんの右に曲がってください問題

とある番組で有村架純さんが受けたとされる嫌な対応はこれです。
右に曲がってくださいとお願いしたところ、タクシードライバーが曲がれないよ! 右! とお怒りだったそうです。
それならばここで降りますと断った有村架純さんでしたが、何もあんな言い方しなくてもと発言は続きました。
さてタクシードライバーが曲がれないよ! 右! と怒った理由はなんだったのでしょうか?

ケース①右折禁止場所や一方通行の場合

後部座席から気づかないまま、右へと指示を出してしまったが、曲がれないケースに一方通行や右折禁止場所といった場合があります。 普段徒歩や自転車で右折できる場所を車も可能だと思ってしまうと危険ですね。

ケース②鋭角の曲がり角や狭路で車が曲がれない

指示されたコースが車の規格上どうしても曲がれない場所もあります。 曲がり角がキツい角度の場合幅のあるタクシーでは行けない時や、切り返しを繰り返してやっと行ける道等はタクシードライバーの判断で行けないと言うケースもあります。
事故に繋がる危険な道と判断していかない場合も珍しくはありません。 それがお客様の安全に繋がるからです。
無理していこうとした場合に、対向車が来てトラブルや事故に繋がるケースもありますから判断が難しい問題です。
以前のドライバーは行ってくれた等と不満を告げるお客様は多いと思いますが、タクシードライバーが危険と判断した場合には従わなければなりません。

ケース③指示がいきなり過ぎる

車は急に止まれませんし、曲がれません。 60キロで走行していたら停止距離も同距離必要と考えてみてください。
曲がる場合も同様です。
前もって伝えるには足りない距離と言うものが存在します。
次の角を右に曲がってくださいと指示を出しても曲がれない速度や減速の間に合わない距離がありますから、そのタイミングでは曲がれませんと言わざるえないパターンもあります。
運転免許を所持しないお客様の中にはイメージがわかない事もあるでしょうが車は急に止まれませんし、曲がれませんから余裕を持った指示を出せるといいかもしれませんね。
その他にも考えられるケースはありますが、有村架純さんはタクシードライバーの言い方にも不満があったと放送されていますから、どのようなケースであれ、タクシードライバーの態度からお客様の不満へ繋がることは多いのでしょう。

ダウンタウン松本人志さんの場合

コメンテーターとしてもお茶の間の視線を集めるダウンタウン松本人志さんですが、やはりタクシードライバーの対応に不満を持ったことがあるそうです。
それは友人をタクシーに乗せて送り届けてもらう際に、行き先を告げて数千円をタクシードライバーに手渡した事がトラブルになったようです。
目的地に着いた友人は、タクシードライバーへ先ほど松本人志さんが手渡したお金のお釣りを返して欲しいと伝えました。
ところが、タクシードライバーは余った釣り銭は自分のチップ報酬として受け取れるものだと勘違いしてしまいます。
ですから釣り銭の受け渡しを拒否してしまい、松本人志さんの悠仁とトラブルになった。
このような行き違いでお互いが嫌な気持ちになることは、とても残念ですよね?
ここでこの不満に対するお互いの解釈は何処まで解決できたのでしょうか?

松本人志さんの場合

友人をタクシードライバーに送り届けて欲しいとお金を渡したようですが、目的地へ到着した際に友人へお釣りを返して欲しいと伝えておけば良かったかもしれません。 タクシードライバーからすると余った金額が自分のチップ報酬として受け取れると思う場合の方が多いですし、自然だからです。

松本人志さんの友人の場合

松本人志さんへお釣りを返したいのでと伝えたそうですから、タクシードライバーが普通の方であればお釣りはすんなりとお返しすると思います。
ですからこの場合には特に問題は無かったと思いますね。

タクシードライバーの場合

大体のケースですと先にお金を渡されて目的地へ行ってしまえば、余った金額が自分のチップ報酬として受け取れると考えることは多いです。
何故ならこのようなケースでお釣りを求められる事がない程だからです。
普通に考えたら、乗車されるお客様へお金を渡しませんか?
タクシードライバーへお金を渡すケースは余ったらやるよと言われる態度のお客様が多いです。
松本人志さんがタクシードライバーへお金を渡したようですが、友人へお金を渡すことで無用なトラブルは避けることができたのではないでしょうか?

常識の食い違い

この様に常識の食い違いはタクシードライバーだけでなく、お客様の価値観にも左右されてきます。
常識だろと片付けることができるものもありますが、お互いが食い違ってる常識の中にいたら、すれ違うだけになってしまいますから
出来るだけ理解を深める事と誤解をなくすコミュニケーションをとっておきたいですね。
【これから友人を送ってもらいたいんだけど5000円で足りるかな? お釣りは友人へ返してくれる? 】
このような言い方で誤解は無かったのでは無いでしょうか?
お釣りを返すのが当たり前と思い込むお客様と、お釣りはチップ報酬として受け取れるものだと勘違いしているドライバーへの溝が埋まりますよね。

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