タクシー業界の身だしなみ基準は割りと普通です。飲食店に近いイメージではないでしょうか?
ですがまれにドレッドヘアや金髪なロン毛乗務員が存在したりします。
こんなのありなの?と感じてしまいますよね。
ですが、ありと言えばありなんです。
タクシー業界の身だしなみ基準

大手企業ではしっかりと基準を提示しているため、不衛生に感じる見た目では働けません。
中小企業でも身だしなみに厳しいところは多いでしょう。
ですが一部の会社では長髪であろうが、金髪に染めようが不問とする会社もあります。
ただしそこに対する責任は自分で対応しなさいと言われるでしょう。
見た目に対して指導が入らない会社の理由

飲食店でもファッションとしてネイルを許可したり、髪を染める事を許容する件は多くあります。
この理由の多くは、従業員のモチベーション向上のために許されていることです。
バンド活動しながら働きたい方や、ファッションが趣味でネイルに力をいれたい女の子がいるとしても不思議はありません。
あれもダメ、これもダメと縛り付けて押し付けただけでは従業員のやる気は出ないままです。
この会社だから働きたいという理由作りのために、身だしなみはある程度個人の自由であると認める会社も存在します。
身だしなみの悪いドライバーへの苦情

レアな存在ではありますが、身だしなみの悪いドライバーへ苦情を言いたいと感じるでしょうか?
不衛生なことは別として、乗務中に長髪は許せないとか金髪はあるまじき行為だと言いきる人は少ないですよね。
見た目で損をする事をドライバーは理解して仕事をしているのです。
その為それ以外でお客様を不快にさせない努力を、他のドライバー以上に気を付けるでしょう。
ですから身だしなみ基準を守ってないドライバーへ苦情を出すお客様は少ないですよね。
SNS上でも変わった髪型のドライバーがいたとは言われても、接客が悪かったとか態度まで悪いという声は拾えません。
この手の問題はイメージが先行しがちですが、暖かい目で見守ってあげるのも良いのではと思います。
最後に
タクシードライバーは距離を走って稼ぐことがメインのお仕事です。
接客業ではありますが、そのサービスに料金を支払うお客様は少ないですよね。

タクシードライバーはここまでやって当然とか、こんなこともやってくれないのか?
と思い込んでしまう事は理解しますが、ドライバーはメーター料金でしか報酬をえられないのです。
身だしなみはこうあるべきとイメージを持つよりも、ドライバーの仕事を評価してあげたいですね。
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