今回のお話はタクシー業界転職条件です。来るもの拒まずと言われるタクシー業界ですが、実はそんなことはありません。
内勤ですと運行管理業務や金銭管理、書類作成とありますから苦手な方は向いてませんし、ドライバーとして働くとしてもお客様対応から運転経験まで考えて採用になります。
そこまで厳しくはないかもしれませんが、大体共通する条件を紹介していきましょう。

タクシー業界は健康第一

タクシー関連のお仕事は座りっぱなしのお仕事が多いため、体調を崩しやすいです。半年に一度、健康診断を受けなければなりません。
従って会社の定める基準をオーバーしてしまうようなことになると契約解除も考えられます。
特に糖尿病に関しては厳しいと思います。視力や聴力は会社によって基準が違うと思いますが、糖尿病に関するデータ異常はだいたいアウトですね。
その他に高血圧等も厳しいでしょうが、血圧降下剤等で基準値に下がれば黙認されます。
入社までに健康診断を済ませて、労働開始となりますが、半年に一度来る健康診断に備えて体調管理に気を付けなければいけません。内勤であろうとドライバーであろうと変わりません。
タクシー業界 必要資格について
内勤ですと運行管理者など資格がありますが、勤務してから取得する事になるため、面接や採用までに必要とする資格は無いと思います。
ですが車輌を扱うお仕事ですから、普通免許所持の方がいいかもしれません。
経理などで採用を目指すのであれば簿記があった方がいいと思いますが、会社により基準は曖昧だと思います。お客様対応やドライバーへの応答などコミュニケーション能力はある程度求められそうです。
続いてドライバーの場合ですが、最初に2種免許所持が必要になります。その他に乗務員証ですね。
普通免許取得後3年以上から2種免許取得条件が出来ますから、免許取得後3年以上の運転経験があれば、会社の方で2種免許取得の為のサポートをしてくれる場合が多いです。
やはりドライバー側も接客業ですから、ある程度の接客力は基準としてあるところが多いでしょう。
もちろん接客能力に関してこだわらない会社も存在しますから、タクシー業界のイメージはピンキリだとも言えますね。
- 健康体であること
- 必要資格は会社がサポートしてくれる
- コミュニケーション能力はある程度求めらる
この3つはどこの会社でも基準となります。 資格は所持していなくても採用したい人材へはサポートがあります。
採用までに聞かれること
実は採用までに聞かれることがあるのですが、お酒やたばこを嗜むのか?借金は幾らあるのか?等はどこの会社でもそれとなく聞かれるようです。
理由は簡単ですがタクシーは現金商売の為、社内外で不正行為ができてしまうからなのですね。
借金の有無はこの予防のために確認されたりするのでしょう。お酒とたばこはもちろん、運転業務だから前もって確認されることです。その他には幾ら稼ぎたいのか目標額も聞かれるかもしれません。
- 借金の有無
- お酒とたばこ
- 稼ぎたい目標金額
会社がこれらを確認する一番の目的は、従業員が働くタイプなのか?サボる人なのか?だらしがない人なのか?を予想しておきたいのかもしれません。
転職条件を満たせない人

ここまででわかる通り、多くの会社では面接までに条件があり、厳しくはないと思いますが不安のある方もいると思います。
あくまで共通してこのような感じですとお話ししましたが、例外的な会社もありますから自分に合った会社を探すのも手ですね。
現在ですと採用基準が甘い会社も出てきていますから、厳しくはない条件もみられると思います。
しかし採用基準が甘い会社と言うのは、コロナ過の影響などにより社員が大量に離職した可能性が高いですから、採用後に自分が稼げるのかどうかは難しいところです。
面接対策はこれ

タクシー業界全体で言えますが、物事の考え方が古いです。
タクシー利用時のデジタル決済等もコンビニ等に比べて遅れて対応してますし、配車アプリサービス等もやっと形になってきたところです。そのような背景から真面目に見える方が好まれます。
身だしなみは当たり前ですが、運転の経歴なども嘘はつかずに答えることが大事です。入社までに運転経歴書と言うものを警察署から取得して提出しますから嘘はバレます。簡単なことですが、ポイントはこんな感じですね。
ギャンブルが好きな方はドライバーとして採用しない会社もあります。勤務中にパチンコなどしてしまう恐れがあるからですが、常識的に考えて普通に面接を受けたら健康診断の結果以外で見送りにはならないでしょう。
まとめ
ここまでで転職条件と面接対策は簡単にまとめて終わります。
また気になることがあればお問い合わせください。
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