はじめにタクシー転職で考えなければいけないこと

タクシー業界とは
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タクシードライバーはリスクしかない職業と言われているのを御存知ですか?

常に事故と隣り合わせ、お客様が必ずしも良いお客様とは限らない。暴行事件を始め、犯罪に巻き込まれることもあります。

タクシー業界へ転職を考えるとき先ず知っておきたいことを、今回はお話していきましょう。

タクシードライバーとは果たしてどのようなものなのか?

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タクシードライバーになる前に

タクシードライバーになる前に必要なものは、2種免許と言う旅客事業に必要なプロ資格です。

会社によって免許取得費用を負担してくれる場合もありますから、転職の際は落ち着いて確認をとることが大事です。

一発試験と言われる受験方法や、自動車学校に通う方法等がありますが、どちらも厳しいので気を引きしめて取得を目指します。

ここをクリアできると会社から内定を貰えるケースが多いです。

免許取得に失敗した場合、自費での負担が待っていますから、まずは落ち着いてプロ資格を手に入れましょう。

働くまでの生活費が不安に感じる

会社の寮にお世話になるにしても、今の生活をしながら2種免許取得までの生活が不安な方もいるでしょう。出来れば貯金に手をつけたくないなど理由もあると思います。

そこでタクシー業界へ転職しやすいようにするために、タクシー会社それぞれが入社祝い金や一時生活支援金と言った名目で貸付してくれるお金があります。

20万円~40万円が相場ですが、このお金は名目はどうであれ一定の契約期間を乗務しないまま退職してしまうと返済しないといけない契約を交わします。目安は2年間が多いですね。

ここまでで免許取得費用と当面の生活費の不安は無くなることでしょう。

一般人とタクシードライバーの違い

一般人であれば違反も気にせずスピードをあげたり、一時停止標識も無視したり気軽にとは言わなくともしてしまいがちです。

タクシードライバーは一般人のドライバーと比べ、2年程で生涯走行距離を走ります

一般ドライバーの生涯走行距離はタクシードライバーの2年程でしかないのです。

違反はもちろん、事故に遭うことも一般人の確率では説明できないものになりますし、プロ資格を持っていても簡単に一発でアウトすることは多い業界です。

お客様や一般人に煽られようが違反を強要されようが動じないメンタルが必要になります。

新人の8割は事故と違反のどちらかを1年以内に経験します。

お客様の目的地が解っていても正解はひとつではない

乗務を開始して最初に困るのが経路です。お客様の多くは目的地しか言わないため経路が解りません。経路を確認するのが義務でも確認を嫌がるお客様もいます。

目的地が解っていても、正解はひとつではない事をしっかりと覚えておかないと毎日がトラブルになります。

解雇される危険性が高い業種もタクシードライバー

タクシードライバーは事故と違反に気をつければ良いわけではありません。お客様とのやりとりや車内の取り扱いまで、解雇される理由があちこちに見受けられます

車内の忘れ物を盗んだ、出勤時にアルコール反応が出た。

理由は当たり前ですが簡単に解雇されますから、会社からお金を借りている時期に解雇されないように気をつけていかないといけません。

人として当たり前のことを守っていれば良いだけですから、難しくはありません。

タクシー会社はブラック企業が多い

タクシー会社は法令をしっかり守る会社が多いです。

法令違反は会社全体が困るからです。勤務時間の違法な拘束や売り上げに関する煽り行為などは少ないです。

ただし会社によっては、事故の修理費用負担や高速道路料金負担などドライバー側が負担する契約も多いため確認は必要です。

世間で言われるようなブラック企業はタクシー業界にはないと思います。ある程度厳しい契約内容の会社が存在するのかもしれません。

転職を考えるとき先ず知っておきたいことをこのようなことだと思います。

これにたいしてどうやって問題をクリアしていくのかは転職を考える方自身の問題になってきます。

タクシー業務に正解はありません。それはもちろん転職を考えるときから始まっているのです。

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