転職を考えるとどうしても先に知っておきたいのが、他の人の体験や感想になりますね。
中でもタクシー業界においては失敗した体験談も多く聞くと思いますから、現役ドライバーの筆者が非常に多い失敗談を暴露しようと思います。
今回は比較的多いと感じることに厳選してお話しますが、コロナ過において一つ注意するお話も付け加えておきましょう。

以下が3選となりますが、どの意見も多いと思いますので順位を付けずお話します。
- 不規則な生活に慣れない
- お客様と呼べない利用者に疲れる
- 毎日付きまとう事故の恐怖

不規則な生活に慣れない

タクシードライバーとして採用された場合の多くは、隔日勤務という働き方になってきます。
簡単に説明すると一日出勤したら一日休みを繰り返す働き方で、基本的に3乗務したら連休がついてくる働き方になるわけです。
この生活が慣れるまでなかなかきついと感じる方は多いです。
逆にこの働き方に慣れてしまうと、自分の時間を使うコツをつかんで趣味などに没頭する方も多いですね。中には副業を始めている方もいますから、生活習慣が慣れてさえすれば問題と思うことも減ってきます。
入社当時から慣れるまでは失敗したと感じる人が多いでしょう。
看護師さんや介護士さんなども生活としては近いかもしれません。
ドライバーの中には勤務中に仮眠することで翌日も普段通りに過ごす方もいます。
多くのドライバーは勤務後に睡眠をとり数時間程度寝て、普段の生活を楽しみます。このような感じですね。
お客様と呼べない利用者に疲れる

この問題はいわゆる客商売では当たり前なのですが、招かれざる客は非常に多いです。
飲食店も病院でも基本的に一人で対応することは少ないと思います。対応に困ったときに仲間に助けを求めることができますから我慢できることもあるでしょう。
タクシードライバーは常に一人で対応しなければいけません。
法定速度で走っていても急いでるからスピードを出せと言われることもあったり、タクシーが通れない道を走り抜けろと言われたり、車内で起こる迷惑行為も毎日です。
このような毎日のやり取りに疲れてしまうことは非常に多いですね。
繊細で優しい人にはどうしてもストレスになってしまいます。
このようなお客様問題を少しでも減らせることはあるのですが、新人時代はとてもきついと感じるでしょう。
毎日付きまとう事故の恐怖
タクシー業界は非常に事故に厳しいです。
敏感という方がいいかもしれませんが事故は会社も社員もお客様も良いことは一つもありません。
かすったり、こすったりする程度でも警察立会いのもと事故処理をしなければいけませんし、小さな事故だとしてもドライバー本人からしたら精神的にきついことは間違いありません。
小さな事故でも続けてしまうとメンタルがやられてしまいますし、失敗したなと誰もが一度は思うのではないでしょうか?
タフなドライバーの中にはクラッシャー〇〇などと呼ばれている方もいます。数年に一度は車を壊してしまう事故を起こす方ですね。
どこの会社にもタフなドライバーは多いです。
人身事故以外は事故と思わない精神が身についてしまうのかもしれません。ですが転職したてのときにこのようなタフネスさはないのが当たり前です。
毎日事故の恐怖はついて回ります。
withコロナの恐怖

2022年8月現在、とうとう日本ではwithコロナなどと言われるようになりました。
タクシードライバーとして働く場合は特に感染に注意しないといけません。
マスク着用することでコロナ感染対策にならないと言い切るお客様が、マスクをせず乗車することもあります。
酔っている方は特にマスクをしません。(マスク非着用を理由に乗車拒否できますが、大体トラブルになる)
利用者の中には発熱しての利用だとしても隠して乗り込んできます。
すべてを察知して防げる仕事ではないのです。感染して後遺症になり休職する方もいます。
コロナワクチンも最近では後遺症が注目され始めています。
コロナ感染リスクが非常に高いお仕事になっているのが現状です。
転職時の不安

転職時の不安は一つですね。それは道です。
道を覚えるのはすごく大変です。
勤続5年でスタートラインと言われるほど、タクシードライバーの地元周辺の地理勉強は終わることはありません。
この不安を解消するには上司や先輩に相談することです。
日々コースを練習して一つでも多くの抜け道を覚えておくこと、顧客別のコースなどを練習しておくこと。
この繰り返しで不安はだいぶ少なくなります。
知らない目的地は、正直に知らないと謝罪して対応をお断りできる勇気があると良いのですがそうもいかない時もあります。
入社して誰しも完璧なドライバーはいませんから不安を解消するのも仕事なんだと割り切る姿勢が大事ですね。
まとめ
いかがでしたか?転職失敗した!と思うことの上位を紹介させていただきました。
不安に感じることもお話しましたが、それ以外の不安内容の多くは会社での研修でクリアされると思います。防犯のため今回はふせておきます。
よく稼げないことを失敗としてあげる記事を見ますが、そこを失敗したと思うドライバーは実際少ないと思います。
稼げないなら稼げばいいですし、稼げる地域や稼げる会社はありますからね。
当サイトへ直接ご相談いただいてもかまいません。
では簡単ではありましたがまとめさせていただきます。
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