タクシー新人が先輩から教わったこと

タクシートラブル
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例え方は悪いけど、自転車とバイクは害虫と思いなさい。

新人時代に教わった自転車とバイクに対する考え方です。

皆さんの殆どはキッチンなどで見る、黒い害虫を苦手に思いますよね。タクシー新人が最初に教わったこと、それは危険予測のお話です。

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危険予測とは

道路を走行するということは、常に変化がある環境を注意して走ることになります。

毎日が変わらない道路ではありません。事故もあれば工事もある、緊急車両も通るし、何より危険が常に潜んでいるわけです。

お客様を安全で快適に目的地まで送り届けるためには、常に「かもしれない」と疑い、事故を未然に防がなければいけません。

この危険予測を一般のドライバーの倍以上もタクシードライバーは考えて営業をしています。

何故ならタクシードライバーは、一般のドライバーの10倍以上の距離を1年で走るからですね。普段運転されない方の一生分を、一年で消化していると言われています。

何故自転車とバイクは害虫と教えられたのか

苦手な方が多いと思いますが、自分の部屋で黒い害虫を発見したとしますよね。

そのとき次の行動が予測できますか?

スプレーなどで撃退しようと思っても、素早く予測不可能な動きをしたりしますよね。

これを二輪車にあてはめてみましょう。自転車とバイクは、隙間があれば進入してくる方が多いです。車からしたら常識の範囲でも、自転車とバイクは違います。範囲の違いが感覚の違いになるのです。

車は隙間1メートルで進入しませんよね。二輪車であれば隙間1メートルあれば進入する理由になるのです。

自転車とは解り合えない

殆どの自転車にはミラーも備わってなければ、ウインカー(方向指示機)もついてませんから、いつどこで右左折したいのかは運転している方にしか解りません。タクシードライバーは生活道路と言われる道を、自転車などで混み合う中も走ります。

いつ急に曲がってくるのか?「かもしれない」と考えながらブレーキペダルに足をかけて走ります。狭い道等も自転車とバイクは基本的に避ける行動をしても、止まるということはしません。

タクシーは歩行者を避けるだけでなく、必要であれば一時停止します。

行動の食い違いと、危険が予測できない、または予測しにくいのが二輪車であると伝われば良いと思います。

向かってくる、避けてくる、急に動きだす。

そのイメージを持って営業しなければいけません。

教習所で習ったことは、タクシーでは通用しない話をまとめてみた

運転のコツと言えば技術を想像しやすいと思いますが、タクシーの運転のコツ、それは事故を起こさないコツです。

新人が先輩に教わる運転のコツは、教習所で習った事はほとんど否定されます。それはいったいどんなことだったのでしょうか?

①スピードは+10%まで

タクシーはスピードを出して当たり前。

そのようなイメージは過去のものになりつつあると言えます。

私が所属している営業所はスピード違反も事故も厳しいです。報告書や始末書も書かされます。スピードを出せば死亡事故の可能性も跳ね上がります。

お客様ではなくとも誰かが悲しむのです。「スピードを上げろ」と苦言を言うお客様もいらっしゃいます。

もう少し急いでくれる?

どのような言い方でも1つだけ伝えておきたいです。

ドライブレコーダーは車内も記録している事

事故を起こせばドライブレコーダーの記録も警察は調べるでしょうから、お客様がどのような言い方をして急がせたとしても、死亡事故が起きてしまった場合どうなるか想像はつきますよね?

今の時代、お客様の問題発言や行動もSNS であっという間に拡散されます。スピードと事故はドライバーだけの問題ではありません。

②生活道路はキープレフトしない

住宅街などでは車道に電柱がはえています。2台がすれ違うにはギリギリの道も多く、タクシーのように死角の広い車は、教習所で教わった運転を正直にしていたらすぐに事故を起こします。

生活道路は教習所で習う運転では無理があります。キープレフトを意識したら、死角が片寄りさらに危険です。

狭い道を広く使うタクシーを見掛けませんか?あれは両方の視界を均等化するためにやっている運転です。キープレフトすると自転車などの飛び出しに対応できないことが、事故データにもしっかりあります。

③見る、止まる、待つ、聞く

生活道路は特にこの4つが重要です。

見て危険を認知すること。
止まることで防止すること。
待つことで予防すること。
聞くことで関知すること。

4つの基本がしっかり出来ていないと事故に繋がります。擦っても、かすってもダメです。それがタクシーですから。

窓を少し開けることで聞こえる音も増えます。待つ余裕ができることで飛び出す自転車やバイクも気付けます。

調子に乗らず焦らず走ることを続けない限り、長く勤める事ができないお仕事なんです。

参考に300㎞走ってみましょう。それが隔日勤務のドライバーが一度に走る距離ですから。

まとめ

いかがでしたか?

今回は新人が先輩から、一番初めに教わることを紹介させていただきました。参考にしていただけたら嬉しいです。

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