タクシー業界転職を考えるとき最初に悩むのは、募集要項のような年収が期待できるのかと言った点に注目されると思います。
稼げるのか?労働内容はハードではないのか?と考えるより現役ドライバーに聞いた方が早そうですよね。
今回はタクシー業界転職を考えるをテーマに話していこうと思います。
タクシー業界は稼げる
タクシードライバーは殆んどが歩合制の給料です。
そのためお客様の単価が低ければ低いほど自分の首をしめることになります。
1日平均35回を目安に営業は進みますが、全て初乗り料金で対応となると1日の売り上げは2万円となります。なので、とても稼げる業界とは言えません。
しかし時間帯や場所によって売り上げ平均は変わりますから、稼げる地域や時間を調べていくことで収入は上がっていきます。
おおよそどこの法人も3ヶ月程度は給料保証する場合が多いため、焦る必要はありません。
稼ぐドライバーは手取り70万円ほど、稼がないドライバーは手取り20万円ほどで平均30万円が目安と思っていいでしょう。
会社選びが重要
タクシー業界は特殊な業界です。
会社から車輌を借りて営業するわけですから、違反や事故の修理費用負担も自分持ちと考えましょう。ただしそれらを保証してくれる会社もあるため、タクシードライバーを目指す際には会社選びが重要と考えるべきです。
実際にタクシー会社や紹介会社は、詳細を話してくれない場合が多いです。
働いて正解の会社はドライバーに直接話を聞いた方が安心です。どうやって聞くのかは色々ありますが、実際にタクシーを利用して聞いてみるのが早いでしょうね。
タクシー転職のメリットとデメリット
タクシー転職の最大の難関は事故と違反です。それひとつで会社からの信用を失います。
日々トラブルに繋がるものと言うとお客様のクレームです。タクシードライバーは基本的に乗車拒否が出来ないため、招かれざるお客様を対応することは回避できません。
このため1日1回程度はお客様のクレームを受けるかもしれないと覚悟しなければいけません。
お客様の多くは自己都合主義ですから違反強要は毎日ですし、料金のクレームもほぼ毎日受けます。
タクシー転職のデメリットはこれ
①毎日一度は嫌な思いをする
「お客様は神様です」を考えすぎると大変な思いをするのがタクシードライバーです。
お客様の多くはタクシードライバーの事を下に見ています。当然違反強要は当たり前ですし、その他理不尽なクレームも毎日受けます。
タクシードライバーは毎日がお客様との向き合いです。
お客様の多くは道交法すらしらない小学生だと思って接していかないと、1年間ドライバーを続けるのは難しいです。
②事故は小さなものでも警察へ届け出る
うっすらとバンパーを擦ってしまった場合でも、警察へ届け出るのが義務になります。
会社へ報告して警察へ届け出て、事故処理が終われば会社で始末書の作成です。
2時間から3時間失いますから6000円から10000円の売り上げを捨てることになりますね。
タクシードライバーは1日で300キロほど走ります。どんなに運転が上手いドライバーでも事故は避けられません。
多い人は2ヶ月で1度、事故の少ない人でも半年で1度位は軽微な事故を経験します。事故の負担金を平均5万円としたら、やってられる仕事ではありません。
そのため事故の負担金を補ってくれる会社は大事です。
③売り上げは安定しない
毎日の売り上げは決して安定しないものです。
1000円以下の売り上げが続く場合もあれば、5000円以上の売り上げが続く場合もあります。パチンコやスロットのような、ギャンブル的思考や会社経営のような考え方で長期的な売り上げの考えを持たないと精神的にキツいです。
短期的な売り上げを考えて事故を起こすドライバーは多く、努力が報われない業界であることは否定出来ません。
タクシー転職のメリット
1 鬱陶しい人間関係はない
タクシーの仕事は個人での戦いですから、会社での煩わしい人間関係はほとんどありません。
組合や年次イベント参加など多少の関わりはありますが、中間管理職程度の人間関係は無いと言い切れます。 事実営業所の管理職も問題のないタクシードライバーには挨拶程度の人間関係で毎日が過ぎます。 ガチガチに締め付けられて管理される業界ではありません。
2 有名人を対応する
芸能人やYouTuberなど対応する機会は多いです。
有名人が好きな方は意外な出会いが待っています。
都内だけだと考える必要はありません。 どこでも出会えます。
当然本来の生活では出会えなかったホストやキャバ嬢等も出会えますからメリットに感じるかもしれません。
当サイト管理人は某坂道グループの国民的アイドルや有名韓国アイドル等対応しています。
芸能人と一般人との出会いがゴロゴロあるのはこの業界では少なくありません。
3 激しい労働は一切ない
タクシードライバーには激しい労働はありません。トランクサービス等で荷物を乗せたり車椅子を積み込むだけです。
配送事業とは違いますし、介護タクシーでなければ介護の補助も出来ません。「手伝ってくれか」と言われる場合はありますが、法令上介護資格のないタクシードライバーは障害者の介護補助は出来ないため見守るだけになります。
ですから激しい労働は、タクシードライバーにはないのです。
まとめ
今回は簡単なタクシー転職のメリット、デメリットを紹介しました。
転職をお考えの方は是非質問をどうぞ募集しております。
どのような形であれ情報が公開されることはありません。
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