ワンメーターのお客様とは初乗り料金のみで、目的地に到達できる可能性のあるお客様の事です。このワンメーターのお客様の中には独特な癖のある方が多くいらっしゃいます。

何が何でもワンメーターでギリギリまで乗ってやる!

90円上がったら許さない!
とこのように料金に関してシビアな方が多く目立ちます。このお客様も歓迎したくはないかも知れませんが、立派にお客様ですからトラブルに繋がらないように対応したい所ですよね。
今回はトラブルに繋がり、回避できた方法をお話していこうと思います。
「近いんですけど」と言う方とはトラブルになりにくい
乗車前に一言告げるお客様はトラブルになりにくいです。だいたいは近距離で申し訳ないという気持ちで乗車されます。
このタイプのお客様はギリギリで料金が上がってしまっても納得して支払ってもらえますから、喜んで対応した方が良いと思います。「近いんですけど」と言う姿勢に好感を持ちますが、個人的には言われなくても大丈夫なのですが、ドライバーの皆さんは何を感じるのでしょうか?
経路を指定して料金メーターをガン見するお客様。
乗車したらすぐに経路を指定して早く出せと意気込むお客様がいます。この手のタイプは到着寸前のメーターをしっかり見てきます。

ここで止めて!

そこで止めて!
とメーターの上がる寸前で指示を出してきますから、ボタンを押すタイミングで料金が上がる場合が多くあります。このタイプは非常に過敏に料金に反応します。
ですからクレームに繋がらないように90円負担するドライバーさんが多いです。私は支払いません。基本的に寸前で上がってしまうと判断したら、先に報告します。

そろそろ料金が上がります。もう少し走りましょうか?
このような断りを入れますから、大体はココで止めてくれと指示されます。ギリギリで到着したいお客様の中には舌打ちされる方もいますし、小言を言われて降りられる方もいますが気にしてはダメです。
このタイプはどこの営業エリアにもいると思います。
良いお客様とクレーマーなお客様
結論してお話すると、結局はお金と時間に余裕があるのかないのか?
この部分になるのかなと思いますが、ワンメーターのお客様も悪い人ばかりではありません。新人の間はこの厳しい感覚のお客様に泣かせられると思いますが、その様な人達ばかりではありませんから、めげないでお仕事していきましょう。
クレーム対応は結局料金対応するのがスムーズ
不機嫌を前面に出すお客様が少なからずいますから、その場合は自腹を覚悟で応対しても良いと思います。この部分には疑問もありますし、ドライバーが乗車拒否できない業界もおかしいと思う部分は少なからずありますが、タクシーセンターでもその部分は自腹をすすめています。
違法行為なのに、タクシーセンターがすすめるというのは何故なのか?
ここに疑問を持つときが来ると思いますが、残念ながら現状なんです。この様な情報を漏らさない為にタクシーセンターは録音と撮影行為の禁止をしっかりとしています。
タクシードライバーになった時には不良客の対応も出来ないといけません。
そこに気をつけて、慣れていけるようにしたい所ですね。
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