さて新人のタクシードライバーが最初に感じる疑問と言えば、無線配車のタイミングやお客様とのマッチング。
そして事故になると思います。
そんなお話を無線室オペレーター経験のある先輩に詳しく教わったことを、社名を伏せて大暴露してしまおうと言うのが今回の趣旨になります。
新人でも無線営業は平等なのか?
無線室オペレーターは全てのお客様の単価は把握していません。
ですが先にお客様が空港までとか県外までと相談してくる場合はありますから、無線室オペレーターが不安を感じる人材に対してお客様対応をすることもありません。
これを癒着だと非難したり嫉妬するのは御門違いってやつですね。最終的には会社の利益になれば良いわけですから、無理して新人に仕事を回す必要はないのです。
無線配車は平等なのか?
無線を受けるには、受ける意思を無線室に知らせないといけない場合と、無線室の都合で押し付けられる対応があります。
平等に誰にでも仕事が舞い込んでくるかと言われると、どこの会社でもグレーでしかありません。だって新人に任せたくない単価の良い常連様なんていますからね。
無線を受け始めたら事故を起こす
これは新人は当たり前です。
タクシードライバーとしての経験値の浅さはもちろん、駅につけて対応する仕事とは違い、スタートラインがお客様の自宅など狭い道からはじまるわけです。お客様の乗降口を考えすぎて、縁石や置石にこするとか新人は普通です。
ただしかすろうが擦ろうが事故ですから、その後に警察対応が待っており、無線もキャンセルになります。フォローしてくれる先輩に感謝しつつ、会社の事故報告書を記入しなければいけないのは、運命と書いてさだめです。
無線オペレーターの気持ち
無線オペレーターは配車したドライバーが、事故を起こさずお金を持ってきてくれたら文句はありません。
だって知らない土地にお客様を迎えにいくわけですから、事故を起こさずお金を持ってかえる人材が少ない!ここは切っても切り離せないわけです。
オペレーターは全てのお客様の単価を把握しているわけではありません。その点は平等です。
無線配車が続く理由
偶然そこにいた。そろそろ辞めてもらう人へ無線を出すのは面倒だ。
色々と感情的な事情があるのが無線室です。深夜の時間帯に無線をとる人材は少ないため、無線を出したら取ってくれるドライバーへ流したいのは本音です。
無線配車が続くドライバーは、無線室からある程度頼りにされていると思ったほうが良いですね。
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